近年印刷業を取り巻く環境は、激変してきています。本来の印刷の有りようである大量の印刷物を不特定多数にばら撒く大量消費はすでにその役割を終えようとしています。かわって特定の人に効率よく情報を渡せる色々な手法が生まれてきています。絞りこんだターゲットに、ピンポイントで情報を供給することが出来るようになりました。情報は、不特定多数に発信するのではなく、必要な人に対して必要な時、瞬時に情報提供できる体制が望まれています。パーソナライゼーションが当たりまえになれば、より一層、どれだけきめ細かくデータが整備されているかが重要になってきます。
　コンテンツを作ること（情報を発信）は、いつの時代においても無くならない作業です。まして、これから情報がとび交う時代には、整理・整頓する技術（印刷物で培った綺麗に分かりやすく、効率的）が必要になってきます。 ワイズは1975年に創業以来、いち早くパーソナルコンピュータに着目し、「お客様と一緒に」印刷組版技術・データ処理技術の向上に努めてまいりました。これからも皆様のお役に立つことを一番に考え、努力して行きたいと思います。
　今まで以上に時代をリードする技術やサービスなど高次元でバランスよく融合させた「情報リンケージ」を目指し、ワイズは新しい価値を創造する技術革新にチャレンジし続けます。

2008年10月15日

代表取締役社長　荒木　淳